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オリジナル小説ナナミさん【R18】ナナミさんは我が家の無知無恥無感情型メイドセクサロイド   ナナミさん 第2話

所属カテゴリー: ナナミさん【R18】ナナミさんは我が家の無知無恥無感情型メイドセクサロイド

公開日:2021年12月10日 / 最終更新日:2021年12月10日

「ご主人様、痛いところや触られたくないところなどございますか」
「いや……特にないです」
「かしこまりました。では、お背中お流しします」

 狭い浴室。ほとんど密着するような距離で、裸のナナミに垢すりタオルで背中を擦られる。
 目の前の湯気でくもりがちな鏡にチラチラと映る、ナナミの裸身。
 他人に背中を流されるこそばゆい感覚に、僕は黙って悶々とするしかない。
 さっきまで見せてもらっていたナナミの裸身のせいで、ペニスはガチガチで収まりそうになかった。

「力加減はいかがでしょうか」
「あ……う、うん、ちょうどいい……と思う」

 無感情な声。さっきの裸身を見せてくれたのもそうだけど、性知識ゼロ、羞恥心ゼロに設定したのは僕自身とはいえ、なんというかこう、実際にここまで平然と狭い浴室に裸で一緒にいられると、どう反応したらいいかわからない。
 これ、最初から性知識マックスとかにしてたら、身体で洗ってくれたりしたんだろうか? それはそれで心臓に悪そうだけど……。
 彼女は僕のパートナーロイドだ。しかもタイプSの。もっと開き直って、あけすけに欲望をぶつけたって誰に怒られるわけでもない。ないのだが……。ううむ、自分がこれほど小心者だったとは思わなかった。単に女性への免疫がないだけか。切ない。

「お流しします」
「あ、はい」

 ざぶん、とお湯が背中にかけられる。はあ、と僕が息をつくと、背後でナナミが立ち上がる気配。

「御髪も洗わせていただいてよろしいですか」
「おぐし? ……ああ、髪の毛か。じゃ、じゃあお願い」
「かしこまりました。では、目を瞑ってくださいませ」

 目を瞑ると、シャワーのお湯を頭から浴びせられる。それからナナミの手でシャンプーが頭の上で泡立てられる。うう、他人に髪を洗ってもらうなんて、床屋以外ではいつ以来だろう……。

「かゆいところなどございませんか」
「だ、大丈夫」

 これじゃまるっきり床屋だな……。目を瞑ってるので少し気が楽だ。
 再びシャワーで頭を洗い流され、それからリンス。ああ、至れり尽くせり……。

「終わりました、ご主人様」
「あ……ありがとう」
「他に何かご要望はございますか」

 ようやくリラックスできたところで洗髪も終わってしまう。顔を手で拭って目を開けると、鏡に映るナナミの無表情な顔。胸の突起がチラチラと見えて、股間で硬くなっているものに意識が戻ってしまう。
 ……お、落ち着け。大丈夫だ。さっきだって裸をガン見したって怒られなかったじゃないか。タイプSのPRなんだから当たり前だ。そもそも彼女はそのためにセクサロイドとしての機能を持っているのだ。だったら――変な遠慮なんてしない方がいい、はずだ。

「ご主人様、どうぞご希望があればご遠慮なくお申し付けください」

 ナナミのその言葉が、僕の背中を押した。
 ごくりと唾を飲んで、僕はくるりとバスチェアの上で身体の向きを変え、ナナミの方に向き直る。
 ナナミは浴室のタイルに敷いたマットの上に正座していた。相変わらず、胸の突起も、下腹部も隠す素振りすらなく、膝の上で手を組んで僕を見つめている。
 その感情のない視線が、僕の股間で反り返っている逸物に向いても、彼女の表情は全く揺らがない。……性知識も羞恥心もゼロに設定したもんなあ。そもそも勃起したペニスが何なのかもわかっていないのかもしれない。驚きや好奇心すら見せないのは、なるほど感情抑制型……。
 ああ、それにしても本当に綺麗な裸身だ……。いつまででも見ていたくなる。

「ご主人様、また私の身体をご覧になりますか?」
「う、うん……。でも、それだけじゃなくて」
「はい」
「こ、今度は僕が、ナナミの身体、洗ってあげるよ」

 我ながら完全に発言がセクハラ親父である。しかしナナミは、無表情に自分の身体を見下ろし、それから僕に向き直る。

「どうかお気遣いなく。ですが、ご主人様がどうしてもと仰られるなら構いませんが」
「……じゃあ、どうしても」
「かしこまりました。では、お願いいたします」

 ナナミは石鹸で泡立てた垢すりタオルを僕に手渡して、マットの上に膝立ちになる。
 僕はまた唾を飲んで――まず、彼女の胸に手を伸ばした。
 いいんだよな? 怒られないよな? 絶対大丈夫だよな?
 自問自答しつつ――僕の手は、その形のいい双丘を掴んだ。
 むにゅ。

「うわっ……柔らか……!」

 もにゅもにゅ。申し訳程度に垢すりタオルを当てながら、石鹸まみれの手で、僕はその柔らかな塊を手で弄ぶ。手の中でにゅるにゅる、ふにゅふにゅと形を変えるナナミのおっぱい。な、なんて素晴らしい触り心地……。これがおっぱい……!
 撫で回すように胸を掌でなぞって、先端の桜色の突起に触れる。くりくりとした硬い突起を指でつまんでみる。ううっ、乳首も綺麗だ……。この硬めの感触がまた……。
 ぱさりと垢すりタオルがマットの上に落ちるが、それはもうどうでもよかった。石鹸で泡だった手で、僕は夢中になってナナミのおっぱいを弄ぶ。柔らかくて弾力があって、いつまででも触っていたくなってしまう……。

「ご主人様、それほど念入りに洗っていただかなくても大丈夫ですが……」

 と、頭の上から聞こえる冷静な声。顔を上げると、ナナミが無表情に僕を見下ろしている。
 うっ、なんか怒られてるような気分になる……。というか、そうか、感情抑制型って、こういうことしても特に反応しないってことなのか。つまり、ナナミは僕が性的なことをしても、基本的に喘いだりとかの反応はしないのか……。そういえば叔父さんも『ただのマグロで萎えるって言う層もいる』って言ってたもんな……。
 
「い、嫌だった?」

 僕がおそるおそるそう問うと、ナナミはゆっくりと首を横に振った。

「いえ、そのようなことは全く。私が不愉快に思っているように思われたのでしたら、申し訳ありません。ご主人様にこの身体を洗っていただけて、大変光栄に思っております」
「じゃあ……こうされて、嬉しい?」
「はい、とても嬉しいです、ご主人様」

 どこまでもナナミは無表情のまま、平板な声のまま。
 でも、その言葉に嘘はないはずだと思えた。何しろ、彼女はPRなのだから……。
 ああ、もう我慢できない。彼女が喜んでくれるなら、僕は欲望のままに振る舞ってしまおう。

「なら……他のところも、洗っていいかな」
「はい、どうぞご主人様のしたいようになさってくださいませ。私は、ご主人様のしてくださることでしたら、どんなことでも嬉しく思います」
「じゃあ――」

 僕は石鹸で滑る手を、ナナミのおっぱいから脇腹に滑らせて――左手を後ろに回してお尻を撫で、右手はナナミの太股の間に滑り込ませた。お尻も太股も、おっぱい同様しっとりと柔らかい……。

「次は、ここ……洗ってあげるね」

 太股の間に滑り込ませた右手で、僕はナナミの股間に触れた。つるつるの無毛の股間は、しっとりと僕の指に吸い付いてくる。指先がその割れ目に触れる。割れ目はシャワーのお湯なのか、それともそれ以外の何かなのかでしっとりと湿っていた。
 ううっ、こ、これが女の子のおまんこ……。PRのものとはいえ、初めて触ってしまった……。なんか、ぷにぷにして、しっとりして、柔らかくて、ああ、語彙が足りない。

「はい、ありがとうございます、ご主人様」

 僕に股間を触られて、あくまで平然とナナミは頷く。
 その受け答えに促されるように、僕は掌全体でナナミのおまんこを包み込むようにして触れて、石鹸のついた手でそこを擦り始めた。
 割れ目が指先に吸い付いてくる。柔らかなおまんこの感触が掌全体に伝わって、ああ……なんかもう天国……。こっちもずっと触っていたい……。左手でお尻も撫でて軽く揉んだりしてみる。ナナミはやっぱり反応しないけど、黙って僕の手にされるがまま。

「ご主人様、私の股間部を丁寧に洗ってくださり、ありがとうございます」

 こかんぶ? ああ、股間部……。この無機質な喋り方には合ってるけども。
 というか、わざわざ性知識ゼロに設定したんだから、ここはやっぱりアレだよな。

「ナナミ。……ここは、おまんこ、って言うんだよ」
「おまんこ、ですか。記憶しました。……ご主人様に、私のおまんこを丁寧に洗っていただけて、とても嬉しいです」

 くあああっ、たまらん。
 エロ漫画でしか見たことがない淫語教えのシチュが現実に出来るなんて……。
 無感情な喋り方が、根本的に何もわかっていない感じがして、尚更背徳感をそそる。

「ううっ……ナナミのおまんこ、柔らかくて……とってもいい触り心地だよ」
「光栄です、ご主人様。私のおまんこを触るのがお好きでしたら、どうぞご自由にお触りください」

 ああっ、そんなこと言われたらそれだけで射精しそう。
 というかもう限界だ。うう、射精したい……。

「な……ナナミ。僕の……お、おちんちんも、洗ってくれないかな」
「おちんちん……ですか」
「ここ、これ……ナナミの手で洗ってほしい」
「かしこまりました」

 どんどん躊躇がなくなっていく僕である。お願いしてみると、ナナミは何の逡巡もなく、その手に石鹸を塗りたくって、僕のそそり立ったペニスへと手を差し伸べた。
 にゅるんっ、とナナミの手にペニスを優しく包まれて、僕は思わず声を洩らす。

「うぁぁぁっ」
「ご主人様、大丈夫ですか。痛かったでしょうか」
「い、いや……気持ち良くて……ううっ」
「気持ち良いのですか? 力加減はこのぐらいでよろしいでしょうか」

 ナナミはきゅっと優しく僕のペニスを掴んで、石鹸でぬるぬるの手でペニスを優しく擦ってくれる。ううっ、自分でするより弱い力でもどかしいけど、でもこれはこれで……。

「あっ、ああ……気持ちいいよ、ナナミ。じっくり、丁寧に洗ってね……」
「かしこまりました」
「僕も、ナナミのおまんこ、綺麗にしてあげるから……」
「ありがとうございます、ご主人様」

 にゅるるっ、とナナミの手が亀頭を優しく撫で、指先がカリ首をなぞる。
 掌で裏筋をなぞられると、一気に快感が背筋に突き抜けた。

「うあああっ……」

 快感に負けないように、僕はナナミのおまんこに触れた指に意識を集中する。
 僕の指に吸い付いてくるナナミの割れ目。指先で割れ目を何度もなぞってやると、ナナミの中からとろりとした液体が溢れてくる感触が伝わってきた。……PRもちゃんと濡れるんだ。当たり前か。そのためについてる部分なんだしな……。

「ううっ……な、ナナミ。ナナミはおまんこ……気持ちいい?」
「……申し訳ありません、ご主人様。『身体を洗われて気持ちいい』という感覚は、私にはよくわかりません。ですが、ご主人様に手でおまんこに触れていただけることは、とても幸せです」
「そ、そうか……。ナナミが喜んでくれてるなら、良かった」
「お気遣いありがとうございます、ご主人様」

 目礼して、ナナミは右手で亀頭を撫で回し、左手では玉袋の方を撫で回してくる。股間の奥の方からこみ上げてくる射精欲。うううっ、もうダメだ……っ。

「ごっ、ごめんっ、射精るっ」

 びゅるっ、びゅるるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅぅぅぅ――っ。
 ナナミの手の中で、快感が弾けて、白い欲望が溢れ出した。粘ついた僕の欲望はナナミの右手に受け止められて、びくびくと震えるペニスをナナミはじっと無表情に見下ろしている。
 うああ、そんな平然とした顔で射精するところを見守られると、何か変な性癖に目覚めそう……。

「うあ……あはぁ……」
「大丈夫ですか、ご主人様」
「あ、ご、ごめん……ナナミの手、気持ち良すぎて……」

 僕の答えに、ナナミは自分の右手に飛び散った白濁液をじっと見下ろした。

「ご主人様、これは何でしょうか」

 ――あ、そうだった。性知識ゼロなんだから、ナナミはザーメンも知らない設定になっているのか……。

「こ、これは……ええと、ザーメン、といって……おちんちんが気持ちいいと出るものだよ」
「ザーメン……記憶しました。なるほど、ご主人様が気持ち良くなられた証と考えればよろしいのですね。ご主人様が気持ち良くなっていただけましたなら良かったです」

 ザーメンまみれの右手を、ナナミはなんだか大事そうに握りしめた。
 なんとなく、無表情な彼女が喜んでいるかどうかが少し解るようになってきた……ような気がする。気のせいかもしれないけれども。
 ああ、それにしても、女の子に手コキ(なのか?)されて射精するのがこんなに気持ちいいとは……。ううっ、これからこのナナミと一緒に暮らすのか。なんだかもう、自分がどうなってしまうのか想像もつかない。

「ではご主人様、お流ししますね」
「あ、うん……」

 シャワーで股間を洗い流される。ああ、人として堕落する感覚……。
 それから僕も、ナナミの太股の間から右手を引き抜いた。もっといくらでも触っていたかったけれども、それはそれとしてしたいことがある。

「じゃあ、僕も流してあげるから……ええとナナミ、これに座って」

 僕は自分が座っていたバスチェアを差し出す。ナナミは素直に受け取って、それに腰を下ろした。僕はマットの上に膝立ちになり、シャワーのノズルを手に取る。

「ナナミ、足、広げて」
「かしこまりました」

 バスチェアに座って、一切の躊躇もなく大胆に足を広げるナナミ。ううっ、そんな大胆にパイパンおまんこ丸見えにされたら……。石鹸の泡で白く染まったそこの割れ目から、卑猥なピンク色が覗いている。僕はどこに視線を向けたらいいかわからないまま、その股間に、シャワーのお湯を当てて僕の手が塗りたくった石鹸を洗い流していく。
 シャワーを止めると、泡が洗い流されて、お湯が滴るだけになったナナミのおまんこが、僕の眼前に改めて晒される。ぷにっと盛りあがったそこの柔らかい肉に走る一本のクレバス、そこから覗くピンク色の深奥……。こ、これが女の子のおまんこ……。改めて、こんなに間近で見たのは初めてだ。

「ご主人様、私のおまんこは綺麗になりましたでしょうか?」
「あ……ああ。ナナミのおまんこ、とっても綺麗だよ……」
「光栄です、ご主人様。私のおまんこをお気に召していただけましたなら、とても嬉しく思います。どうぞご覧になるなり、お触りになるなり、ご主人様のお好きなようになさってくださいませ」

 足を広げたまま、鼠径部に手を当てて、ナナミはそう言った。
 お、お好きにって……。や、やっぱり、ここは……。
 ごくり、と僕は唾を飲む。ペニスがまたガチガチに硬くなる感覚がした。

 タイプSのPRとするのって、童貞を捨てるって言うんだろうか?
 わからないけれど――ここはもう、最後まで行っちゃうしかないのでは。
 ここで撤退するのは、据え膳食わぬはなんとやらというやつだ。

「す、好きにしていいんだよね?」
「はい、どうぞご自由に」
「じゃあ――今度は、ナナミのおまんこに……おちんちん、挿れさせて。ナナミのおまんこで、おちんちんを気持ち良くしたい……」

 僕が膝立ちでにじり寄り、ペニスをナナミのおまんこに近づけると。
 ナナミはじっと僕のペニスと自分の下腹部を見下ろして。

「かしこまりました、ご主人様。どうぞ、私のおまんこがお役に立てるのでしたら、ご自由にお使いくださいませ」

 変わらない無表情と無感情な声で、そう答えた。

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