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こちら秘封探偵事務所外伝   宇佐見菫子の革命   宇佐見菫子の革命 第2話

所属カテゴリー: こちら秘封探偵事務所外伝   宇佐見菫子の革命

公開日:2018年05月19日 / 最終更新日:2018年05月17日

【宇佐見菫子の日記――2013年6月】


<6月19日>

 どうやら、私はクラスのカースト上位層に本格的に目を付けられたらしい。
 ついに今日一日、クラスの女子の誰からも話しかけられなかった。ひそひそと陰口が聞こえよがしに囁かれていたが、耳を傾ける価値など一ミリも存在しないだろうとこちらも無視する。
 男子は男子でお調子者が声を掛けてこなくもないのだが、やはりこれも無視するとつまらなさそうに顔を歪めて去って行く。それでいい。孤独は快適だ。どうせこのクラスに、私と同じレベルで話せる相手がいないのは四月の段階で解っている。いずれ男子からも話しかけられなくなるだろう。
 問題は、女子からの悪意が無視で済むか、物理的干渉を伴ってくるかだが、そうなったらちょいちょいと私の能力で、そうと気付かれないように痛めつけてやればいい。猿と同じだ。日本語の通じない動物にはしつけが必要なのは自明の理である。
 おっと、私は体罰には反対である。体罰を当然の権力と考えて、鬱憤晴らしや立場の示威に使う教師は論外も論外、人間として生きている価値がないので速やかに死ぬべきであり、かつ私の見た限りにおいて教師という人種は概ね速やかに死ぬべき類いの人間であるからだ。まあそれを言ったらこの世に生きている価値のある人間の方が少ないのであり、人類の抱えるありとあらゆる問題は人類が滅びることで全て解決するのだから、可及的速やかに人類が滅亡するのが最も望ましい。今年はマヤ歴で人類滅亡が予言されているわけだし。
 そういえば、私の生まれる前の年にもノストラなんとかさんが人類滅亡を予言していたのだっけか。滅亡説が大衆に好まれるのは、やはり人類に潜在的滅亡願望があるからなのだろう。滅亡を望んでいるのだから速やかに人類は滅ぶべきだというのに、一向に滅びようとしないのだから無能である。そんな無能な人類はやはり滅びるべきだが以下無限ループ。
 こんな益体もないことを考えているのは、中学生活が果てしなく退屈だからだ。同じ小学校から持ち上がりの連中は言うに及ばず、他の小学校からの連中もやはり大同小異であり、判で押したようにつまらない人間しかいない。同じようなことを同じような調子で喋るだけのコピペ人間どもめ。
 全く、学校にいるぐらいなら、兄者の部屋で漫画を読んでいる方がまだいい。凡人の兄者でも、三年分の人生経験があるだけ同級生よりは話し相手としてマシだし。
 しかし、兄者は高校でパソ研に入ったらしく、そっちで気の合う仲間を見つけたようで、最近は学校が閉まるまでパソ研の部室に入り浸っているらしい。結果、兄者の帰りは遅い。だからといって兄者のいない部屋に忍び込んで美少女文庫を漁り兄者の性癖をチェックするのは正直もう飽きた。あんな兄でもいないよりはいた方がいい。暇潰しぐらいにはなるのだから。

 そんなわけで放課後、私は時間つぶしに街をぶらついていた。
 まずは本屋でオカルト関係の本をチェック。都市伝説関係の本はどうしてこうネット情報を切り貼りしたような安っぽいコンビニ本みたいなのしかないのだろう。もうちょっと真面目な都市伝説研究本はないものか。都市伝説を学究的に調べても商売にならないのかもしれないが。勿体ない話だ。
 しかしどんなジャンルでも、真面目な研究書の類いは値が張るのが困りものである。今はネットで集合知の時代だというのに、物理的コストの大きすぎる紙の本に情報を封じ込めておくのは人類の叡知に対する冒涜ではないか。全ての情報がウェブにオープンにされていれば、わざわざ本を買わなくて済むというのに。せめて電子書籍にしてもらえないものか。
 結局何も買わずに、行きつけのゲームセンターに入る。クレーンゲームやプリクラに用は無い。求めるのはストレス解消、私のそれはガンシューティングゲームだ。
 レイジングストームで気の済むまで撃ちまくり、そのあとはミュージックガンガン。ああ、銃を撃つのって気持ちいい。ハウス・オブ・ザ・デッドやタイムクライシスなんかが現役で稼働している時代に生まれたかった。いや、むしろアメリカに生まれるべきだったのかもしれない。向こうには飛び級もあるんだし。
 だいたいそんな、いつも通りの放課後を、今日も私は過ごしていた。

 いつも通りでないことが起こったのは、手持ちの小銭が尽きたあとだ。
 千円札を両替してもう少しだけ遊ぶか考えながら、ぶらぶらと音ゲーのフロアを歩いていた私は――その筐体の前で不意に足を止めた。ドラムマニアだ。そこに座っていたのは、高校生か大学生か、そのぐらいの若い女性である。紺のチェック柄のシャツに紫のネクタイを締め、白いジャケットを崩して羽織った、どこか中性的な赤毛の女性。
 彼女がジャケットを脱ぎ、プレイを始めた瞬間、私はその場から一歩も動けなくなった。
 ドラムマニアをプレイする人は何度も見たし、上手い人のプレイに感心したことだってある。しかし、彼女のプレイは別格だった。生き物のようにスティックが躍り、完璧なビートを刻むばかりか、譜面にないアレンジまで加えて、それが見事に決まっている。彼女を中心とした筐体の周囲だけが、ゲームセンターの一角ではなく、ライブハウスになったかのようだった。リズムゲームとしてではない、この人は音楽としてドラムを叩いている――。何より、ドラムを叩く彼女の横顔は、この場で筐体に向かう誰よりも楽しそうだった。
 しかし、それだけでは説明がつかない、楽しそうにプレイする達人プレイヤーというだけならば、私はここまで心動かされない。彼女のプレイには、技術でも、いわゆるハートの問題でもない、それ以上の何かがある――。
 そう、それはまるで――魔法のような。
 いつの間にか、彼女の周囲にギャラリーが集まり、私と同様に彼女のプレイに見入っている。全曲フルコンボを決めて演奏を終えた瞬間には、自然と拍手がわき起こっていた。
 彼女はギャラリーの拍手に一礼し、e-passを取って立ち上がると、ジャケットを肩に掛けて歩き出した。――私は思わず、彼女の後を追っていた。
 久しぶりだった。この私が、他者にこれほど純粋な興味を覚えたのは。
 私は先ほど、曲選択の合間に彼女に悪戯をひとつ仕掛けた。そして、有意な結果を得た。だとすれば、正体を確かめねばならない。
 彼女を追って私がやって来たのは、ゲーセンの近くのマックだった。そこでセットを注文した彼女は――突然、私の方を振り返って言った。
「そっちは?」
「――えっ?」
「好きなもん頼んでいいよ。私に何か用があるんだろう?」

 それが私と、堀川雷子さんとの出会いである。




<6月20日>

 昨日は雷子さんとの出会いまで書いたところで、時すでに時間切れになってしまった。
 というわけでまず、あの後のことから書き出さなければなるまい。
「中学生?」
「一応は」
 月見バーガーにかぶりつく私に、彼女は頬杖をついて愉しげな笑みを浮かべていた。
「女子中学生にストーキングされるとは、私も捨てたもんじゃないね。名前は?」
「人に名前を聞くときは」
「まず自分から名乗れって? 月見バーガーセットおごってあげたじゃない」
「ごちそうさまです。宇佐見菫子といいます」
「よろしい。私は堀川雷子、一応大学生よ」
 ああ、なんと素直な私。敬意は払うべき相手にこそ払うべきである。
「で、なんで私をストーキングしてたのかしら? あのゲーセンから」
「聞きたいですか?」
「こっちが聞いてるのよ。私の華麗なスティック捌きならお代は見てのお帰りだけど」
 たたたん、とテーブルを軽く叩いてみせる彼女に、私は笑みを深くする。
「堀川さん、本職のドラマーですよね?」
「雷子でいいよ。本職って言ったって、仕事にしてると言えるか微妙だけどね」
「パフォーマンスが見事だったので、それに惹かれて、ということにしてくれません?」
「なにそれ」
 呆れたように息を吐き出す雷子さん。私は月見バーガーを食べ終えて、包み紙をくしゃくしゃと丸めると、セットのコーラを一口すすってから、彼女の瞳を見つめた。彼女はどこまで見抜いているだろう。いや、おそらくはとうに気付いているはずだ。私の仕掛けた悪戯に。
「本当の理由を言いますと――お仲間を見つけたと思ったんですよ」
「仲間? バンドでもやってるの」
「いえいえ、そうではなく――」
 私は丸めたハンバーガーの包み紙を掌に載せる。
 それはテレキネシスでふわりと浮かび上がると、近くのゴミ箱へシュートされた。
 ――そして、そんな超常現象に、顔色ひとつ変えず、雷子さんはため息をついたのだ。
「成る程。曲選択のとき、勝手に曲を変えようとしたのはやっぱりアンタだったのね」
「やっぱり気付かれてましたか。ご明察です」
 そう、私の仕掛けた悪戯は、彼女の曲選択の際に、曲変更ボタンを兼ねる筐体のシンバル部分を、彼女が決定を叩くのに合わせてテレキネシスで余分に叩こうとしたのだ。それによって彼女に意図しない曲を選択させようとしたのだが――。
 私のテレキネシスは、筐体を叩く前に弾かれた。
「同じ超能力者に会うのは、たぶん二人目ですね」
「――まさかこんな近場にお仲間がいたとはね。バレちゃったら仕方ない」
 不敵に微笑んで、雷子さんは手も触れず、自分のシェイクのストローを折り曲げた。
 テレキネシス。念動力。私の持ついくつかの超能力のうち、おそらく一番最初に目覚めた能力である。思念の力で物体に干渉し動かす力。昔は上手く制御できず、ポルターガイストを起こしたりしてしまったが、今ではほぼ自由自在、大きな物から小さな物まで動かす力だヤンマーディーゼル。百キロ以上のものも軽々持ち上げられるし、リモコンのボタンを押すこともできる。掃除も模様替えも楽々だ。
 そんな私の念動力だが、この能力にはひとつ特徴がある。念動力は対象ひとつにつき、ひとりぶんの力しか干渉できない。ふたりの超能力者が、同じ物体に念動力で干渉しようとすると、後から干渉した方が弾かれるのだ。これは昔、私以外の一人目の超能力者に出会ったときに考えたことである。小学生の頃に立てた仮説が実証されたわけで、実にめでたい。
 私が堀川雷子さんの超能力を見抜けたのは、彼女の叩いていたドラムマニアの筐体に、念動力の干渉が認められたからである。つまり、彼女はスティックで叩きそこねたぶんを念動力で叩いてフルコンボを繋げていたわけだ。やれやれ。
 もちろん、念動力といったって自分の手足を使うのと基本的には変わらないわけで、精密な動作には習熟がいる。であるから、念動力でドラムマニアのフルコンボを決めるのもそれはそれで大したものなのだが、超能力者として使い道はそれでいいのだろうか。
「それで、どうするのかしら? 超能力者の集会にでも誘われるのかな」
「あら、そんなものがあるんですか?」
「寡聞にして知らないね」
「でしょうね。世界を裏で牛耳る超能力者の秘密結社なんて設定は、さすがに今どきアウト・オブ・デイトでしょう。陰謀論自体は好きですけど。メン・イン・ブラック!」
「じゃあ、単なる好奇心?」
「いいえ。――同じ超能力者として、ひとつ、伺いたいことがあるんです」
「何かしら」
「その超能力が目覚めたきっかけに、覚えはありますか?」
「きっかけ?」
 私の問いに、雷子さんは小さく唸った。
「いやあ、覚えてないなあ。気が付いたら使えたからね」
 ポテトを一本、ふわりと浮き上がらせて、雷子さんは口に放り込む。一見横着な食べ方だが、念動力に使う神経を考えると実際それほど横着でもない。精密な動作は手でやった方がだいたい楽である。
「そうですか……」
「そっちは、何かきっかけに覚えがあるの?」
「ええまあ……幼稚園に入る前なので、はっきりとは覚えてないんですが。どうも、誰かからこの力を与えられたような記憶がありまして」
「子供に超能力を授けて回る謎の組織があるかもって?」
「都市伝説の陰謀論みたいでわくわくしません?」
「ツッコミどころ満載すぎるあたりが確かに都市伝説や陰謀論っぽいけど」
 呆れたように頬杖をつく雷子さん。――そうか、彼女にはあの人の記憶はないのか。私はため息をついて、幼い頃の記憶を手繰る。夕暮れの公園。一人取り残された私――。
 あのとき、逢魔が時の逆光の中で、私が見たのは……誰だったのだろう。
「残念ながら、十九年ほど生きてきて、謎の施設で暮らしたことも、謎の組織に追われたことも、両親の不穏な会話を立ち聞きしたことも無い。手品かドラム叩くぐらいしか使い道のない能力だしね。イヤボーンするほどの破壊力もないし」
「イヤボーン?」
「漫画でよくあるでしょ。主人公やヒロインが絶望的な場面に遭遇して『いやああああ』って叫ぶと能力が覚醒してボーンと敵をなぎ倒し始めるアレ」
「ああ、なるほど」
「私のテレキネシスは、せいぜい自分の握力程度。人を殺そうと思ったら階段の上や駅のホームで背中を押すぐらい」
「……やったことあるんですか? 雷子さん」
「あると思う?」
 私は唾を飲む。――自分のテレキネシスを完全犯罪に使う。それを考えたことが無いと言えば嘘になる。雷子さんの自己申告を信じるならば、彼女の能力は私よりだいぶ弱いようだ。私なら本気を出せば、たとえば今外の道路を走っている車を向かいのブティックに突っ込ませることもできるし、そこのビルの看板を落とすことだってできる。やろうと思えば、私はこの街に破壊をもたらすことができる。
 だけど、それでどうなる。考えるだけだ。実行に移そうなどとは思わない。たとえ私の仕業だと現代科学で証明する術がないとしても、そんなことに使うのはつまらないではないか。いっそ地球を破壊できるぐらいなら、いろいろ面倒臭いので人類を滅ぼしてもいいかなあと思わなくもないけれども。
 大惨事を引き起こすのはゲームの中だけで十分だ。ゲームの中でできることを、現実にやったって、それは想像力の欠如というものだろう。小説でも漫画でも映画でもゲームでも体験できないようなこと――せっかくこんな力を持っているのだ、そういう愉しいことに使わなければもったいないというものだ。
「菫子ちゃんだっけ。あんたも能力者なら、その使い道はちゃんと考えた方がいいよ。つまんないことに使うのはせっかくの自分を貶める行為だし」
「心得てますわ。――ドラマニのフルコンボに使うのはいいんですか?」
「ギャラリーが盛り上がってくれるんだから、有効活用じゃない」
 確かにその通りである。私は笑う。彼女のフルコンボが超能力を使った反則技だとしても、彼女のパフォーマンスが一級のエンターテインメントだったことは事実だ。ならば、それでいいではないか。超能力の平和的活用、素晴らしい。
「さて」
 と、不意に雷子さんが残ったシェイクを飲み干して立ち上がった。私も残っていたポテトを口に詰め込んでコーラで呑み込み、立ち上がって後を追う。
「それじゃあ行こうか、菫子」
「どこへ?」
「そりゃもちろん、カラオケっしょ」
 ウィンクしてみせる雷子さんに、私は目をしばたたかせた。

 そのあと、雷子さんと二人、三時間カラオケで歌い倒して、解散と相成った。
 今日のことを書くスペースがない。今日は何事もない一日であった。以上。




<6月21日>

 改めて昨日と一昨日の記述を振り返って見て、我ながら苦笑を禁じ得ない。
 自分と同じ超能力者に出逢えたことで、テンションが上がっていたようだ。せっかくだからと小説めかして書いてはみたが、日記としてはあまりに不自然に過ぎる。誰に見せるわけでもないのに、どうして自分のテレキネシスについて長々と説明しているのだ。これでは、メタな叙述トリックを疑われても仕方ない。
 だいたい手記とか日記とか手紙とか出てくる小説はどれも不自然なのだ。誰も彼も名文家だし、不特定多数の読者を意識した説明をなぜ日記や手紙でしなければならない。日記なら自分にだけ、手紙なら自分と相手にだけ通じる言葉が説明抜きで乱舞していなければおかしく、不特定の読者が読めるものではあり得ない。手記だって大抵の小説に出てくるような長い手記を誰がわざわざ書くものか。小説家は自分がいつもそれをやっているから忘れるのだろうが、原稿用紙数百枚の文章を破綻なく書ききるというのは特殊スキルの類いだ。
 そもそも、昨日と一昨日の日記にしたところで、私と雷子さんの会話を完全に再現しているわけではない。録音していたわけではないし、一言一句まで完璧に記憶しているわけではないのだから当然である。なので昨日と一昨日の記述は実際のもっとグダグダなやりとりを私が小説的に加工したものに過ぎない。こうなればほとんどフィクションだ。
 だいたい今どき手書きの日記や手紙なんて誰が書くのか。TwitterやFacebookならまだわかるが、やはりそこで書かれる日常雑記が小説的であることなど無いのは誰が見たって一目瞭然であろう。いいところコントの台本である。
 かくして、図らずも昨日と一昨日の日記は、小説における作中テキストの不自然さを立証する格好のテキストとなったと言えよう。やはり何事も実践である。読者の目を意識しない文章を読者に向けて書くという行為のおかしさに世の小説家はもっと自覚的になった方が良い。

 では、正しい日記の書き方を実践してみよう。

 六月二十一日。数小テ。問ミス有。箕、小物
 昼休、ロ漁形跡。七、十二推定。経過観察。IF窃→直通○
 帰宅。兄者、再版入手でご機嫌。見せびらかされても困る
 F雷子さんM。雑談。父譲ドラム消失? 少々興味。

 本来、私の日記はこんなものである。部外者が読んでも意味不明に違いないし、こんなものがずらずらと小説に引用されていたら誰だって読む気が失せるだろう。このテキストファイルは私専用の日記帳なのだからこれでいいのだ。数年経ったら自分でもわからなくなっているかもしれないが、それはそれで構わない。過去は振り返らない主義だ。
 以降、この日記はまたいつものメモ書きに戻る。何かこの小説形式で記憶に留めておくべき事態が生じたら、またこう書くかもしれない。できればそんな面白い事態が、私のつまらない中学生活に起こってくれると良いのだが。やはり、雷子さんに期待するしかあるまい。
 私と同じ、しかし超能力者としてはおそらく格下の、年上のテレキネシス使い。
 彼女については、さらなる観察と追及とを要する。

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この小説へのコメント

  1. 成る程、ここであのシーンが垣間見えるわけですね。
    しかしここでの雷子さんは何者…?面白くなりそうです。

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