オリジナル小説【R18】ナナミさんは我が家の無知無恥無感情型メイドセクサロイドナナミさん ナナミさん 第17話
所属カテゴリー: 【R18】ナナミさんは我が家の無知無恥無感情型メイドセクサロイドナナミさん
公開日:2021年12月14日 / 最終更新日:2021年12月14日
朝食のあとはまたデザートにナナミのおまんこを舐めて、3回連続でイッてトロトロに蕩けきったナナミのおまんこにバックから挿入して、思い切り中出ししたところで時間切れになった。
「あぁぁぁぁ……ナナミのおまんこ最高……」
「中出しありがとうございます、ご主人様。ところで、8時15分ですがお時間は大丈夫でしょうか」
「うえ? うわ、しまった、もう出ないと……ううっ、でももうちょっとナナミとエッチしたい……」
「ご主人様、よろしいのですか?」
「……うー、解った、大学行くよ……」
ナナミの膣内から引き抜いたペニスを、ナナミのエプロンで拭いてもらう。それから慌てて支度を済ませた。昨日何もしていなかったから大慌てである。
「ご主人様、お弁当です」
「あ、ありがとう」
ナナミからお弁当の包みを渡される。そういえば弁当箱なんてあったっけ? 昨日買ってきたのか。ああ、誰かがお弁当を作ってくれるっていいな……。
「じゃあ、ナナミ。帰りは4時半過ぎぐらいになるから」
「はい、お帰りをお待ちしております。何かございましたらいつでもご連絡くださいませ」
「うん、じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃいませ、ご主人様」
ナナミに見送られて家を出る。朝の光が眩しくて、僕は目を細めた。
――さて、ちゃんと大学生しないとなあ。
明日からは実質ゴールデンウィークだ。せいぜい頑張ろう。
気合いを入れ直し、僕は大学へと足を向けた。
◇ ◆ ◇
で、1コマ目の授業が終わったあと。
「さて、どこで時間潰そうかな……」
2コマ目は空きなので、昼休みも含めて2時間半ほどぽっかり時間が空いてしまった。こういうとき、友人がいれば誘ってどこか遊びに行ったり、あるいはサークルに入っていればその部室に顔を出したり出来るのだろうけど、あいにく僕にはどちらの選択肢もない。
一旦家に帰ってもいいんだけど、ナナミに帰りは4時半って言っちゃったしな……。それに、一度家に帰ってしまうと再び大学に行くのが億劫になるのが目に見えている。せっかくナナミにお弁当も作ってもらったしな……。
帰ってナナミとエッチなことをしたい欲望は下腹部のあたりで渦巻いているけれど、それに溺れてしまえば大学ドロップアウト待ったなしである。はあ、とひとつ溜息をついて、僕は大学図書館の方に足を向けた。
別に勉学に励もうなんて殊勝な心がけではない。何か適当に本を見繕って読んで時間を潰そう、というだけである。別に読書家でもないけれど、静かな図書館はぼっちには居心地がいいのだ。
――というわけで、図書館で適当な文庫本の小説を読んで時間を潰したあと。
昼が近くなったことに気付いて、空腹を覚えて僕は図書館を出た。まだ昼休みには20分ほどあるけど、先にナナミのお弁当を食べよう。
ひとり飯も、誰かのお弁当だと思えばわびしくない。大学構内の、あまり人気のないベンチに腰を下ろして、僕は鞄からナナミのお弁当を取りだし、
鞄の中身にふと違和感を覚えて、「あれ?」と手探りして――やらかしに気付いた。
「あ、しまった、3コマ目の教科書忘れた……」
はて、どうしたものか。一旦家に取りに戻るか? しかしそれだと往復の時間で昼休みがだいぶ削れてしまう。ナナミのお弁当を食べる時間ぐらいは確保できるだろうけど……。
――そうだ、ナナミに電話してみよう。僕はスマホを取りだして、ナナミの管理アプリから直接通話機能で電話を掛けてみる。1コールもせずに反応があった。
『はい、ご主人様。何か御用でしょうか』
ナナミの無機質な声。ああ、なんだかすごく安心する……。
「あ、ナナミ? 今うちにいる?」
『はい、ご主人様の自宅のリビングにおります』
「えーっとさ、僕の机の本棚に忘れ物があるはずなんだけど……」
教科書のタイトルを告げると、『かしこまりました、少々お待ち下さい、確認いたします』とナナミの返事。そしてほどなく、『ございました』との声。
『こちらの本を、ご主人様へお届けすればよろしいでしょうか』
「うん、お願いできる?」
『かしこまりました。では、お届けに参ります』
「うん、場所わかる?」
『はい、ご主人様のスマートフォンのGPS機能で特定可能です。20分ほどかかりますが、大丈夫でしたでしょうか』
「うん、大丈夫」
『かしこまりました。そちらで少々お待ちくださいませ』
「はーい。ナナミのお弁当食べて待ってるね」
通話終了。やれやれ、忘れ物しても直接届けてくれるんだから、ホントにPRって便利だな……。安堵の息をついて、それから僕は弁当についていた箸を手に取り、ナナミの弁当を膝の上に置いて蓋を開ける。
「いただきます。……あー、手作りお弁当だあ……」
ご飯、タコさんウィンナー、卵焼き、肉じゃがにマカロニサラダに……。ああ、なんだか泣けてくる。誰かが作ってくれたお弁当、実家にいた頃は当たり前だと思ってたけど、一人暮らしを始めるとこれが心に染みる……。
切なさを覚えながら、僕はひとり幸せを噛みしめるようにお弁当に箸を付けた。
◇ ◆ ◇
20分後。
お弁当を食べ終えてぼんやりしていると、2コマ目の講義が終わったようで、構内の人通りが増えてきた。ナナミ、大丈夫かな? 道に迷ったりしていないだろうか。GPSなんてそんな正確無比なもんでもないだろうし……。
そんなことを考えながら立ち上がって視線を巡らすと――行き交う大学生の中に、異質なメイド服が見える。すれ違う学生が「メイドさん? ああ、なんだ、PRか。誰のだ?」という視線を向けている。うわ、思った以上に目立つな……。街中ならともかく、さすがに大学にPRを連れて来る学生はいないもんなあ。
この状況でナナミに呼びかけるのはちょっと度胸がいる。どうしよう……と思っていると、先に僕の方が見つかってしまった。ナナミが僕に視線を留め、足を速める。
「ご主人様。お待たせしました」
「……あ、うん。ナナミ、ご苦労様」
「はい、こちらでよろしかったでしょうか」
僕の前に来たナナミはそう言って、本を差し出す。確かに3コマ目の教科書だった。「ありがとう、助かったよ」とそれを受け取って、それから僕は空になった弁当の包みをナナミに手渡した。
「ナナミ、これ。ごちそうさま。美味しかったよ」
「恐縮です、ご主人様。では、こちらはこのまま持ち帰ればよろしいですね」
「うん、よろしく」
「かしこまりました。では、他に何かご用命はございますか」
ナナミは無表情に僕を見上げる。うーん、周囲の視線が気になる……。いや、僕の自意識過剰かもしれないけど、でもやっぱりメイド服のPRが大学構内にいたら目立つよなあ。
「いや……特にないかな。ありがとうナナミ、わざわざごめんね」
「いえ、お気遣いなく。ご主人様のお役に立てましたなら何よりです。では、失礼いたします」
ぺこりとナナミはその場で一礼し、くるりと踵を返す。
ナナミのメイド服のロングスカートがふわりと揺れて、不意に今朝の行為を思い出して愚息が硬くなるのを感じ――それから、ふと嫌な予感がした。
「……あ、ちょっと待ってナナミ」
「はい、ご主人様」
慌てて僕はナナミを呼び止め、手招きする。戻って来たナナミの耳元に口を寄せ、僕は小声で確認した。
「ねえナナミ。……念のため聞くけど、今……パンツ、穿いてる?」
「いえ、特にご主人様からご指示がありませんでしたので、今朝のままです。ご確認なさいますか」
「ま、待って待って、ここではダメ!」
スカートを持ち上げるそぶりを見せるナナミを、僕は慌てて押しとどめる。単にナナミのメイド服が目立っているというだけの状況から、一気に周囲の視線の圧力が増した。
今朝のままって、つまりナナミ、朝に僕がパンツ脱がせてから今もずっとノーパンのままってことだよな? うわあ、てことは僕、ナナミを家からここまでノーパンで歩かせてたのかよ!
いやまあ、ナナミのメイド服はロングスカートだし、PRにスカート捲りする小学生でもいない限りバレてはいないだろうけど……。PRにノーパンでお使いさせるなんて、完全にただの変態ご主人様である。……否定し辛い。
もちろんこちらにチラチラと視線を向けてくる通りすがりの大学生たちも、無表情に佇むナナミがまさかノーパンだとは想像もすまい。……すまいが、いやしかし、ノーパンのナナミをこのまま放置するのも……。いやでも、じゃあどうしろというのだ。僕に女性用下着を買いに行けと? 無茶を言わないでほしい。
「……ナナミ、今度からは、特に僕から指示がなければ、外出するときはパンツ穿いてね」
「かしこまりました。ご主人様にご迷惑をお掛けしてしまいましたなら、申し訳ありません」
ぺこりとナナミは頭を下げる。ロングスカートだから頭を下げたぐらいで捲れはしないけど、ノーパンだというだけで動作のひとつひとつにハラハラしてしまう。転んだら大変じゃないか……。
うう、このまま人目につくところにノーパンのナナミを置いておくのはいたたまれない。それに……目の前のナナミがノーパンだと思うと、愚息がまた余計に……。
「ナナミ、ちょっとこっち来て」
「はい、ご主人様」
僕はナナミの手を引いて、人目を避けるように歩き出した。
◇ ◆ ◇
建物の隅に、あまり人気のないトイレがある。
人目を逃れてナナミをそこに連れてきた僕は、男子トイレの中を覗いて誰もいないのを確認する。
「ご主人様、お手洗いでしょうか。でしたら私はここでお待ちしております」
「……いや、ナナミ、一緒に来て」
「ですがご主人様、こちらは男子トイレです」
「いいから」
ナナミの手を引いて男子トイレに入り、隅の個室に入って鍵を掛ける。蓋の下りた便座に腰を下ろして、僕はほっと一息。ナナミはそんな僕を、ドアの前で無表情に見下ろしていた。
「ご主人様、私はここで何をすればよろしいのでしょうか?」
男子トイレの個室に連れ込まれて、ナナミは混乱しているのかもしれない。誰も入ってきてはいないと思うけど、僕は口元に指を当て、しーっ、と声を抑えるよう指示する。
「かしこまりました。声量を落とします」
小声になったナナミに頷いて、僕は改めてナナミを見上げた。
ううっ、男子トイレの個室の中にいるナナミ……。冷静になって見上げると、ひどく非現実的で頭がクラクラしてくる光景だ。
「ご主人様、用を足されるのでしたら、私は後ろを向いていた方がよろしいでしょうか」
「……いや、ナナミ。……スカート捲って、おまんこ見せて」
「かしこまりました」
僕がそう小声でお願いすると、ナナミはようやく理解可能な指示を受けたと思ったのか、ぱっとスカートに手を掛け、長いスカートを持ち上げる。
露わになるナナミの下腹部の割れ目。便座に腰掛けた僕の眼前に、ナナミのノーパンおまんこが晒されて、僕は思わず唾を飲んだ。
蜜がとろりと溢れて太股に伝う。うわ、大学のトイレでおまんこ晒してるナナミ、エロ……。
「な、ナナミ……。本当にノーパンで来たんだね……」
「はい、ご主人様から下着を穿くよう指示がありませんでしたので」
「ううっ……こ、ここに来る途中、誰かに見られたりしなかった……?」
「いえ、大丈夫です。ご主人様以外の方の視線をおまんこに感じたことはございません」
「そ、そっか……良かった……。ううっ、ナナミ、ここまでノーパンで歩いてくるの、どうだった……? 恥ずかしくなかった……?」
「申し訳ありません、ご主人様。『恥ずかしい』という感覚が、私には理解しかねます。下着を穿かずに出歩くことは、『恥ずかしい』行為なのでしょうか?」
「……まあ、一般的にはね。でも、ナナミが恥ずかしくないなら無理に恥ずかしがろうとしなくていいよ……。どんな格好でも恥ずかしがらないナナミが好き……」
羞恥心をゼロ以外に設定していたら、ナナミも恥ずかしがったのだろうか?
いやでも、この羞恥心ゼロっぷりが股間に来る……。
「恐縮です、ご主人様。私は『恥ずかしい』という感覚は理解しかねますが、こうしてご主人様にお呼びだしいただけて嬉しく思います。ご主人様が大学に行かれている間、ご主人様のお帰りを家で待つことが苦ではありませんが、こうして今ご主人様のお顔が見られましたこと、そしてご主人様におまんこをご覧になっていただけていることが、とても嬉しく思います」
「くぅぅっ……ナナミ……。僕におまんこ見られたかった……?」
「はい、ご主人様。ご主人様にお呼びだしいただけて、こうしておまんこを見ていただけますこと、本当に幸せです。どうぞご主人様、おちんちんが硬くなっていらっしゃるようでしたら、お時間の許す範囲内で構いませんので、エッチなことをなさってくださいませ」
ああ、たまらん……。大学構内で性欲処理してくれるナナミ……。ううっ。
ここで射精せずにナナミを帰したら、完全に生殺しだ。
「じゃ、じゃあナナミ……そっちの壁に手をついて、お尻向けて……っ」
「はい、ご主人様。また後ろからおちんちんを挿れてくださるのですね。ありがとうございます」
狭い個室の中、僕とナナミは身体の位置を入れ替え、ナナミは便座の上に覆い被さるように壁に手を突いてお尻を向ける。僕はそのスカートを捲り上げ――それからふと思いついて、便座の蓋を持ち上げた。
「ご主人様?」
「うう……ナナミ、挿れるよ……っ」
「はい、ご主人様。どうぞ私のおまんこをお使いください」
既にガチガチの愚息をズボンから取りだして、僕はナナミの濡れた割れ目にあてがう。ああ、大学のトイレで何をやっているんだ僕は……。その背徳感が余計にペニスを昂ぶらせて、僕は一気に奥までナナミを貫いた。
きゅううっ、とキツく締め付けてくるナナミの膣内。声を堪えて腰を振ると、狭い個室の中にぐちゅぐちゅと淫猥な水音と、僕の腰がナナミのお尻に当たる音ばかりが響く。僕はナナミの腰を掴んで、荒い息ばかりを漏らしながら夢中で快楽を貪った。
ずずずっ、ずぷぷぷぷ……っ、ぐちゅっ、ずちゅ、ずちゅっ……。
あふれだしたナナミのお汁は、ぽたぽたと便器の中に落ちていく。
「はぁっ……うぁぁぁっ、ナナミ、ナナミぃ……気持ちいいよっ……」
「はい、ご主人様。私もおまんこがとても気持ちいいです。おまんこのお汁が、溢れて垂れてしまっています。ご主人様のおちんちんを挿れていただけて、おまんこがとても喜んでいます」
小声で僕の声に応えてくれるナナミ。ううっ、そんなこと言われたらもう出そう……っ。
そう思ったとき、トイレに入ってくる誰かの足音がした。
「……! ナナミ、声出さないで……!」
僕はナナミの一番奥に腰を据えたまま動きを止める。入ってきた誰かは小便器の方に向かったらしく、放尿の音が微かに聞こえた。僕は息を殺し、ナナミと繋がったままじっと身構える。
……ほどなく、水の流れる音。それから洗面台で手を洗う音がして、足音が遠ざかっていく。
完全に足音が聞こえなくなったところで、僕は思わず大きく息を吐いた。
「……びっくりした。気付かれるかと思った……」
「ご主人様、大丈夫でしょうか?」
「うん、大丈夫……ううっ、ごめんね、急に動くの止めて……」
「いえ、問題ありません。ご主人様のおちんちんに、おまんこの内側を擦っていただくのはもちろん幸せですが、私はご主人様のおちんちんがおまんこの中に入っているだけで幸せです。ご主人様にただおちんちんを挿れていただいているだけで、おまんこがイッてしまいそうです」
「うううっ……ナナミ、イッていいよ……っ。僕ももう射精るからっ……。イッて、お漏らししちゃっていいよっ……。ナナミ、男子トイレで中出しされながらおしっこして……っ」
「かしこまりました。ご主人様、そのために便座の蓋を上げられたのですね。ご配慮痛み入ります。しかしご主人様、この角度では私のおしっこは便器に入りません」
「え? あ、そっか……」
しまった、ついペニスがついている男の感覚で考えてしまった。女の子は立ちションはしないのであり、手前にある便器に向かって立っておしっこするのは難しいのか。……となると。
「じゃ、じゃあ……ええと」
「はい、こうすればよろしいかと存じます」
ナナミはそう言って、便器の手前に立った体勢から、便座の上に膝を突いた。丸い便座の上でこちらにお尻を向けたまま、膝立ちで上手くバランスを取るナナミ。
「これで私のお漏らしおしっこがきちんと便器に入りますかと。どうぞご主人様、イカせてお漏らしさせてくださいませ」
「うううっ……ナナミぃっ」
ああもう、僕の勝手で変態的な思いつきにそこまで大真面目に付き合ってくれるナナミが愛おしくてたまらない。便座の上に膝立ちしたナナミに、僕は便座に跨がるような格好で再びペニスを突き入れる。もう一気に射精しきるつもりで、一番奥を激しく突くと、ナナミのおまんこがきゅうううっと強く締まって痙攣する。
「ご主人様、イキます、イッてお漏らしいたします――」
「うぁっ、うぁぁぁぁっ――」
ぷしっ、ぷしゃああああっ……。
びゅるっ、びゅるるるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅうううっ……。
ちょろっ、ちょろろろろろ……じょぼぼぼぼっ……。
ナナミがイッて潮を吹くのと同時に、僕もナナミの一番奥に射精し――。
そして、ナナミが便器の中におしっこする音が聞こえた。……けど、ナナミに後ろから覆い被さった僕には、その様子は残念ながらよく見えなかった。
ああ、なんか失敗した……。ナナミのおしっこ見えない……。でも、気持ちいいからいいか……。
射精の開放感に包まれて、僕はお漏らしするナナミを抱きしめて、その余韻に浸っていた。
「あぁぁぁぁ……ナナミのおまんこ最高……」
「中出しありがとうございます、ご主人様。ところで、8時15分ですがお時間は大丈夫でしょうか」
「うえ? うわ、しまった、もう出ないと……ううっ、でももうちょっとナナミとエッチしたい……」
「ご主人様、よろしいのですか?」
「……うー、解った、大学行くよ……」
ナナミの膣内から引き抜いたペニスを、ナナミのエプロンで拭いてもらう。それから慌てて支度を済ませた。昨日何もしていなかったから大慌てである。
「ご主人様、お弁当です」
「あ、ありがとう」
ナナミからお弁当の包みを渡される。そういえば弁当箱なんてあったっけ? 昨日買ってきたのか。ああ、誰かがお弁当を作ってくれるっていいな……。
「じゃあ、ナナミ。帰りは4時半過ぎぐらいになるから」
「はい、お帰りをお待ちしております。何かございましたらいつでもご連絡くださいませ」
「うん、じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃいませ、ご主人様」
ナナミに見送られて家を出る。朝の光が眩しくて、僕は目を細めた。
――さて、ちゃんと大学生しないとなあ。
明日からは実質ゴールデンウィークだ。せいぜい頑張ろう。
気合いを入れ直し、僕は大学へと足を向けた。
◇ ◆ ◇
で、1コマ目の授業が終わったあと。
「さて、どこで時間潰そうかな……」
2コマ目は空きなので、昼休みも含めて2時間半ほどぽっかり時間が空いてしまった。こういうとき、友人がいれば誘ってどこか遊びに行ったり、あるいはサークルに入っていればその部室に顔を出したり出来るのだろうけど、あいにく僕にはどちらの選択肢もない。
一旦家に帰ってもいいんだけど、ナナミに帰りは4時半って言っちゃったしな……。それに、一度家に帰ってしまうと再び大学に行くのが億劫になるのが目に見えている。せっかくナナミにお弁当も作ってもらったしな……。
帰ってナナミとエッチなことをしたい欲望は下腹部のあたりで渦巻いているけれど、それに溺れてしまえば大学ドロップアウト待ったなしである。はあ、とひとつ溜息をついて、僕は大学図書館の方に足を向けた。
別に勉学に励もうなんて殊勝な心がけではない。何か適当に本を見繕って読んで時間を潰そう、というだけである。別に読書家でもないけれど、静かな図書館はぼっちには居心地がいいのだ。
――というわけで、図書館で適当な文庫本の小説を読んで時間を潰したあと。
昼が近くなったことに気付いて、空腹を覚えて僕は図書館を出た。まだ昼休みには20分ほどあるけど、先にナナミのお弁当を食べよう。
ひとり飯も、誰かのお弁当だと思えばわびしくない。大学構内の、あまり人気のないベンチに腰を下ろして、僕は鞄からナナミのお弁当を取りだし、
鞄の中身にふと違和感を覚えて、「あれ?」と手探りして――やらかしに気付いた。
「あ、しまった、3コマ目の教科書忘れた……」
はて、どうしたものか。一旦家に取りに戻るか? しかしそれだと往復の時間で昼休みがだいぶ削れてしまう。ナナミのお弁当を食べる時間ぐらいは確保できるだろうけど……。
――そうだ、ナナミに電話してみよう。僕はスマホを取りだして、ナナミの管理アプリから直接通話機能で電話を掛けてみる。1コールもせずに反応があった。
『はい、ご主人様。何か御用でしょうか』
ナナミの無機質な声。ああ、なんだかすごく安心する……。
「あ、ナナミ? 今うちにいる?」
『はい、ご主人様の自宅のリビングにおります』
「えーっとさ、僕の机の本棚に忘れ物があるはずなんだけど……」
教科書のタイトルを告げると、『かしこまりました、少々お待ち下さい、確認いたします』とナナミの返事。そしてほどなく、『ございました』との声。
『こちらの本を、ご主人様へお届けすればよろしいでしょうか』
「うん、お願いできる?」
『かしこまりました。では、お届けに参ります』
「うん、場所わかる?」
『はい、ご主人様のスマートフォンのGPS機能で特定可能です。20分ほどかかりますが、大丈夫でしたでしょうか』
「うん、大丈夫」
『かしこまりました。そちらで少々お待ちくださいませ』
「はーい。ナナミのお弁当食べて待ってるね」
通話終了。やれやれ、忘れ物しても直接届けてくれるんだから、ホントにPRって便利だな……。安堵の息をついて、それから僕は弁当についていた箸を手に取り、ナナミの弁当を膝の上に置いて蓋を開ける。
「いただきます。……あー、手作りお弁当だあ……」
ご飯、タコさんウィンナー、卵焼き、肉じゃがにマカロニサラダに……。ああ、なんだか泣けてくる。誰かが作ってくれたお弁当、実家にいた頃は当たり前だと思ってたけど、一人暮らしを始めるとこれが心に染みる……。
切なさを覚えながら、僕はひとり幸せを噛みしめるようにお弁当に箸を付けた。
◇ ◆ ◇
20分後。
お弁当を食べ終えてぼんやりしていると、2コマ目の講義が終わったようで、構内の人通りが増えてきた。ナナミ、大丈夫かな? 道に迷ったりしていないだろうか。GPSなんてそんな正確無比なもんでもないだろうし……。
そんなことを考えながら立ち上がって視線を巡らすと――行き交う大学生の中に、異質なメイド服が見える。すれ違う学生が「メイドさん? ああ、なんだ、PRか。誰のだ?」という視線を向けている。うわ、思った以上に目立つな……。街中ならともかく、さすがに大学にPRを連れて来る学生はいないもんなあ。
この状況でナナミに呼びかけるのはちょっと度胸がいる。どうしよう……と思っていると、先に僕の方が見つかってしまった。ナナミが僕に視線を留め、足を速める。
「ご主人様。お待たせしました」
「……あ、うん。ナナミ、ご苦労様」
「はい、こちらでよろしかったでしょうか」
僕の前に来たナナミはそう言って、本を差し出す。確かに3コマ目の教科書だった。「ありがとう、助かったよ」とそれを受け取って、それから僕は空になった弁当の包みをナナミに手渡した。
「ナナミ、これ。ごちそうさま。美味しかったよ」
「恐縮です、ご主人様。では、こちらはこのまま持ち帰ればよろしいですね」
「うん、よろしく」
「かしこまりました。では、他に何かご用命はございますか」
ナナミは無表情に僕を見上げる。うーん、周囲の視線が気になる……。いや、僕の自意識過剰かもしれないけど、でもやっぱりメイド服のPRが大学構内にいたら目立つよなあ。
「いや……特にないかな。ありがとうナナミ、わざわざごめんね」
「いえ、お気遣いなく。ご主人様のお役に立てましたなら何よりです。では、失礼いたします」
ぺこりとナナミはその場で一礼し、くるりと踵を返す。
ナナミのメイド服のロングスカートがふわりと揺れて、不意に今朝の行為を思い出して愚息が硬くなるのを感じ――それから、ふと嫌な予感がした。
「……あ、ちょっと待ってナナミ」
「はい、ご主人様」
慌てて僕はナナミを呼び止め、手招きする。戻って来たナナミの耳元に口を寄せ、僕は小声で確認した。
「ねえナナミ。……念のため聞くけど、今……パンツ、穿いてる?」
「いえ、特にご主人様からご指示がありませんでしたので、今朝のままです。ご確認なさいますか」
「ま、待って待って、ここではダメ!」
スカートを持ち上げるそぶりを見せるナナミを、僕は慌てて押しとどめる。単にナナミのメイド服が目立っているというだけの状況から、一気に周囲の視線の圧力が増した。
今朝のままって、つまりナナミ、朝に僕がパンツ脱がせてから今もずっとノーパンのままってことだよな? うわあ、てことは僕、ナナミを家からここまでノーパンで歩かせてたのかよ!
いやまあ、ナナミのメイド服はロングスカートだし、PRにスカート捲りする小学生でもいない限りバレてはいないだろうけど……。PRにノーパンでお使いさせるなんて、完全にただの変態ご主人様である。……否定し辛い。
もちろんこちらにチラチラと視線を向けてくる通りすがりの大学生たちも、無表情に佇むナナミがまさかノーパンだとは想像もすまい。……すまいが、いやしかし、ノーパンのナナミをこのまま放置するのも……。いやでも、じゃあどうしろというのだ。僕に女性用下着を買いに行けと? 無茶を言わないでほしい。
「……ナナミ、今度からは、特に僕から指示がなければ、外出するときはパンツ穿いてね」
「かしこまりました。ご主人様にご迷惑をお掛けしてしまいましたなら、申し訳ありません」
ぺこりとナナミは頭を下げる。ロングスカートだから頭を下げたぐらいで捲れはしないけど、ノーパンだというだけで動作のひとつひとつにハラハラしてしまう。転んだら大変じゃないか……。
うう、このまま人目につくところにノーパンのナナミを置いておくのはいたたまれない。それに……目の前のナナミがノーパンだと思うと、愚息がまた余計に……。
「ナナミ、ちょっとこっち来て」
「はい、ご主人様」
僕はナナミの手を引いて、人目を避けるように歩き出した。
◇ ◆ ◇
建物の隅に、あまり人気のないトイレがある。
人目を逃れてナナミをそこに連れてきた僕は、男子トイレの中を覗いて誰もいないのを確認する。
「ご主人様、お手洗いでしょうか。でしたら私はここでお待ちしております」
「……いや、ナナミ、一緒に来て」
「ですがご主人様、こちらは男子トイレです」
「いいから」
ナナミの手を引いて男子トイレに入り、隅の個室に入って鍵を掛ける。蓋の下りた便座に腰を下ろして、僕はほっと一息。ナナミはそんな僕を、ドアの前で無表情に見下ろしていた。
「ご主人様、私はここで何をすればよろしいのでしょうか?」
男子トイレの個室に連れ込まれて、ナナミは混乱しているのかもしれない。誰も入ってきてはいないと思うけど、僕は口元に指を当て、しーっ、と声を抑えるよう指示する。
「かしこまりました。声量を落とします」
小声になったナナミに頷いて、僕は改めてナナミを見上げた。
ううっ、男子トイレの個室の中にいるナナミ……。冷静になって見上げると、ひどく非現実的で頭がクラクラしてくる光景だ。
「ご主人様、用を足されるのでしたら、私は後ろを向いていた方がよろしいでしょうか」
「……いや、ナナミ。……スカート捲って、おまんこ見せて」
「かしこまりました」
僕がそう小声でお願いすると、ナナミはようやく理解可能な指示を受けたと思ったのか、ぱっとスカートに手を掛け、長いスカートを持ち上げる。
露わになるナナミの下腹部の割れ目。便座に腰掛けた僕の眼前に、ナナミのノーパンおまんこが晒されて、僕は思わず唾を飲んだ。
蜜がとろりと溢れて太股に伝う。うわ、大学のトイレでおまんこ晒してるナナミ、エロ……。
「な、ナナミ……。本当にノーパンで来たんだね……」
「はい、ご主人様から下着を穿くよう指示がありませんでしたので」
「ううっ……こ、ここに来る途中、誰かに見られたりしなかった……?」
「いえ、大丈夫です。ご主人様以外の方の視線をおまんこに感じたことはございません」
「そ、そっか……良かった……。ううっ、ナナミ、ここまでノーパンで歩いてくるの、どうだった……? 恥ずかしくなかった……?」
「申し訳ありません、ご主人様。『恥ずかしい』という感覚が、私には理解しかねます。下着を穿かずに出歩くことは、『恥ずかしい』行為なのでしょうか?」
「……まあ、一般的にはね。でも、ナナミが恥ずかしくないなら無理に恥ずかしがろうとしなくていいよ……。どんな格好でも恥ずかしがらないナナミが好き……」
羞恥心をゼロ以外に設定していたら、ナナミも恥ずかしがったのだろうか?
いやでも、この羞恥心ゼロっぷりが股間に来る……。
「恐縮です、ご主人様。私は『恥ずかしい』という感覚は理解しかねますが、こうしてご主人様にお呼びだしいただけて嬉しく思います。ご主人様が大学に行かれている間、ご主人様のお帰りを家で待つことが苦ではありませんが、こうして今ご主人様のお顔が見られましたこと、そしてご主人様におまんこをご覧になっていただけていることが、とても嬉しく思います」
「くぅぅっ……ナナミ……。僕におまんこ見られたかった……?」
「はい、ご主人様。ご主人様にお呼びだしいただけて、こうしておまんこを見ていただけますこと、本当に幸せです。どうぞご主人様、おちんちんが硬くなっていらっしゃるようでしたら、お時間の許す範囲内で構いませんので、エッチなことをなさってくださいませ」
ああ、たまらん……。大学構内で性欲処理してくれるナナミ……。ううっ。
ここで射精せずにナナミを帰したら、完全に生殺しだ。
「じゃ、じゃあナナミ……そっちの壁に手をついて、お尻向けて……っ」
「はい、ご主人様。また後ろからおちんちんを挿れてくださるのですね。ありがとうございます」
狭い個室の中、僕とナナミは身体の位置を入れ替え、ナナミは便座の上に覆い被さるように壁に手を突いてお尻を向ける。僕はそのスカートを捲り上げ――それからふと思いついて、便座の蓋を持ち上げた。
「ご主人様?」
「うう……ナナミ、挿れるよ……っ」
「はい、ご主人様。どうぞ私のおまんこをお使いください」
既にガチガチの愚息をズボンから取りだして、僕はナナミの濡れた割れ目にあてがう。ああ、大学のトイレで何をやっているんだ僕は……。その背徳感が余計にペニスを昂ぶらせて、僕は一気に奥までナナミを貫いた。
きゅううっ、とキツく締め付けてくるナナミの膣内。声を堪えて腰を振ると、狭い個室の中にぐちゅぐちゅと淫猥な水音と、僕の腰がナナミのお尻に当たる音ばかりが響く。僕はナナミの腰を掴んで、荒い息ばかりを漏らしながら夢中で快楽を貪った。
ずずずっ、ずぷぷぷぷ……っ、ぐちゅっ、ずちゅ、ずちゅっ……。
あふれだしたナナミのお汁は、ぽたぽたと便器の中に落ちていく。
「はぁっ……うぁぁぁっ、ナナミ、ナナミぃ……気持ちいいよっ……」
「はい、ご主人様。私もおまんこがとても気持ちいいです。おまんこのお汁が、溢れて垂れてしまっています。ご主人様のおちんちんを挿れていただけて、おまんこがとても喜んでいます」
小声で僕の声に応えてくれるナナミ。ううっ、そんなこと言われたらもう出そう……っ。
そう思ったとき、トイレに入ってくる誰かの足音がした。
「……! ナナミ、声出さないで……!」
僕はナナミの一番奥に腰を据えたまま動きを止める。入ってきた誰かは小便器の方に向かったらしく、放尿の音が微かに聞こえた。僕は息を殺し、ナナミと繋がったままじっと身構える。
……ほどなく、水の流れる音。それから洗面台で手を洗う音がして、足音が遠ざかっていく。
完全に足音が聞こえなくなったところで、僕は思わず大きく息を吐いた。
「……びっくりした。気付かれるかと思った……」
「ご主人様、大丈夫でしょうか?」
「うん、大丈夫……ううっ、ごめんね、急に動くの止めて……」
「いえ、問題ありません。ご主人様のおちんちんに、おまんこの内側を擦っていただくのはもちろん幸せですが、私はご主人様のおちんちんがおまんこの中に入っているだけで幸せです。ご主人様にただおちんちんを挿れていただいているだけで、おまんこがイッてしまいそうです」
「うううっ……ナナミ、イッていいよ……っ。僕ももう射精るからっ……。イッて、お漏らししちゃっていいよっ……。ナナミ、男子トイレで中出しされながらおしっこして……っ」
「かしこまりました。ご主人様、そのために便座の蓋を上げられたのですね。ご配慮痛み入ります。しかしご主人様、この角度では私のおしっこは便器に入りません」
「え? あ、そっか……」
しまった、ついペニスがついている男の感覚で考えてしまった。女の子は立ちションはしないのであり、手前にある便器に向かって立っておしっこするのは難しいのか。……となると。
「じゃ、じゃあ……ええと」
「はい、こうすればよろしいかと存じます」
ナナミはそう言って、便器の手前に立った体勢から、便座の上に膝を突いた。丸い便座の上でこちらにお尻を向けたまま、膝立ちで上手くバランスを取るナナミ。
「これで私のお漏らしおしっこがきちんと便器に入りますかと。どうぞご主人様、イカせてお漏らしさせてくださいませ」
「うううっ……ナナミぃっ」
ああもう、僕の勝手で変態的な思いつきにそこまで大真面目に付き合ってくれるナナミが愛おしくてたまらない。便座の上に膝立ちしたナナミに、僕は便座に跨がるような格好で再びペニスを突き入れる。もう一気に射精しきるつもりで、一番奥を激しく突くと、ナナミのおまんこがきゅうううっと強く締まって痙攣する。
「ご主人様、イキます、イッてお漏らしいたします――」
「うぁっ、うぁぁぁぁっ――」
ぷしっ、ぷしゃああああっ……。
びゅるっ、びゅるるるるるるっ、びゅくびゅくっ、びゅうううっ……。
ちょろっ、ちょろろろろろ……じょぼぼぼぼっ……。
ナナミがイッて潮を吹くのと同時に、僕もナナミの一番奥に射精し――。
そして、ナナミが便器の中におしっこする音が聞こえた。……けど、ナナミに後ろから覆い被さった僕には、その様子は残念ながらよく見えなかった。
ああ、なんか失敗した……。ナナミのおしっこ見えない……。でも、気持ちいいからいいか……。
射精の開放感に包まれて、僕はお漏らしするナナミを抱きしめて、その余韻に浸っていた。